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前提はわかった!これからどうするかだ!!

中小企業同友会札幌支部江別地区会11月例会、地方創生を考える 〜私にできること、私たちにできること〜 に行ってきました。午後からだったので、時間的にちょうど良かったん(^_^;)午前中は学芸会で潰れると思ったら、意外と、朝イチで終わったので、余裕があったんだけどね〜

北翔短大の田口先生が司会進行役でいらしていて、江別かるたの大会以来の再会でウチのチビ助さんもご挨拶(^_^;)その後、一人で1Fの写真展に降りてった。いるとウルサイからね。

会場は、最初にセッティングされた席数では足りずに、会議テーブルと椅子が追加で出されていった。大盛況。小西さんにも会った。内山さんもいらしていた。

最初に、三好市長の基調講演。

まち・ひと・しごと創生総合戦略で始める街づくり 〜人口減少社会を見据えて〜

PPの資料32ページもありやんの(´Д` )国の「まち・ひと・しごと創生法」H26.12.27成立を受けて、H27年度中に総合戦略を策定しないといけないらしいですね。

人口減少社会という観点から江別市を見ると、総人口125,601人(2005年)がピーク、生産年齢人口は2000年がピーク、同年老齢人口>年少人口に、2025年には団塊世代がゴッソリ後期高齢者になる。ウチは、団塊世代より若干早いんだけどね(^_^;)

転入ー転出で見ると、転入ピークは1994年だそうだ。その前の一時の盛り上がりが1969年にあったが、それは大麻団地造成があった頃。全国的にニュータウン時代ですね。ウチも’70年代に室蘭市白鳥台の白鳥ニュータウンに入植でしたわ。高台を切り開いて、住宅地を造成していた時代ですよね。凄いことしてたな〜(´Д` )2008年からは、転入=<転出でトントン状態。

自然増減(出生&死亡)で見ると、出生ピークが1973年で団塊Jr.世代ですね。2003年に出生<死亡になり、人口減少が始まる。人口構成的にも、団塊世代と団塊Jr.に山がある。

市長が掲げる戦略基本目標①しごとを作り、安心して働けるようにする

人口一人当たりの、製造品出荷額が71万円道内22位、年間商品販売額が62万円で道内33位、何もそれほど高くないのは、生産人口割合の低さ故か?それでも、主要産業は、(1)小売・卸売、(2)製造らしいです。農業じゃないのか。取引額が、企業の方が大きいからじゃないの?グラフの単位が万円でコメント欄の単位が千円になってるのはご愛嬌ですか?www 年額が千円単位ってことはないだろうと思いますね。

  
札幌のベッドタウンなので、平日の昼間人口<夜間人口で道内33位、周辺の岩見沢市や北広島市恵庭市がトントンに対して、札幌に出る人が多い。故に、取引額が増え難いんですね〜(´Д` )市内4大学も基本サービス業ですしね。製造と小売の取引額を増やそうと思ったら、工場労働者を増やしたり、商店増やさないといかんのと違う?どうしたいの?

市内企業への就職者は、高卒で14.1%だし、市内4大学だと1.7%しかいない。流出するのみ。対策として、企業誘致とかまだ言ってますよ。国内市場が縮小するのに、国内で進出して来ようっていう企業はまだありますか?って話ですよ。学生達にそもそも市内企業が知られていないという課題も見えてきました。大卒で工場には行かないでしょうしね(^_^;)

  
  
次に戦略基本目標②えべつへの新しい人の流れをつくる

転出先を見ると、札幌や東京に出る人が多いらしい。便利な都市に出て行くのか、学生が就職に伴って出て行くのか。転入の年代を見ると、子育て世代が目立つようです。ウチもその内に入ってますね(^_^;)20代の転入〜定着を促す施策として、大学と観光に力を入れていこうとしてるようです。

戦略基本目標③若い世代の結婚・出産・子育てを支援する

江別市の合計特殊出生率は、1.06人なんですって。で、20代の有配偶率も、全国・北海道より低いんですって。そもそも絶対数が少ないのに、既婚者も少ないのね。既婚は既婚で、晩産化傾向だっつーのよ。当たり前じゃん。今更何をw

若い世代の未婚、既婚者の晩産化に手当てしようっていうんですよ(´Д` )まぁ、ザックリと子育て支援は良いでしょうよ。何もしないよりは、頑張ってくれる方が良い。

だが、結婚しないと産まないからって、婚活支援ってどうなんでしょう?寧ろ、非婚でも産み育てられる社会環境にしないと、誰も産まないんじゃない?保守的な方々の集まりなので、こんなラディカルな提言はしませんがwww価値観の転換こそが逆転の発想じゃないかと思うね。

高齢者の転出防止に、コンパクトシティ化、二世帯三世帯近住支援、協働のまちづくりですって。協働のまちづくりっていうと聞こえは良いけど、労働人口が減ってくる中で、仕事もしろ介護もしろ、結婚して子育てもしろって、あぁ(´Д` )現役世代は凄い社会的プレッシャーだなぁ〜と思う訳。戦時中かってくらい。

最後に、市内4大学を活かすことを強調してた。市内企業を就職先として認知してもらうことも含めて。学生が卒業後も定着して欲しいなら、就職だけじゃなく、起業支援だと思うけどね。凄い早口だったねwww

休憩挟んで、シンポジウム

  1. 企画政策部部長
  2. 生涯学習推進協議会会長
  3. 社会福祉協議会会長
  4. 株式会社ナラ工業の奈良さん

部長の話は、市長の話を敷衍してる感じ。労働人口減少して行く中で従業員争奪戦になっていくから、70歳まで働くようにすれば、労働力と消費については10年くらいは持つwというのと、江別市についての文句を市外でするなと、良いことしか言わないのが一番のシティプロモートだっていうことと、婚活支援やります、世話焼きおじさんおばさん復活して欲しいですって。

アホかと。( ゚д゚)

従業員争奪に対しては、Wワーク、トリプルワーク、テレワークを推進、許容する社会にして、一社に対する一個人の過重労働の軽減と生産性向上じゃないの?そうじゃないと介護も子育てもはできないし、プライベートタイムが確保できなくなるよね。意識改革というなら、ラディカルな価値観の転換だろうがよ。小手先の意識改革じゃ、状況は変わらんよ。

婚活支援に対しては、目標が人口の自然増にあるなら、結婚云々に囚われず、非婚でも生み育てられる方が、既婚者も産み育てられますよ。老いても、楽しそうなら、結婚して子供もいたら良いかな〜と思えるだろうよ。妻子がいたら、生活がままならないと思うからこそ、怖くて結婚できないのだろうし。扶養するっていうことがリスクでしかなくなったんだから。

ジイサン二人は割愛w 主な話が人生の総括で、これからの話がなかったので(´Д` )しかも、人生が長いだけに話が長い。

待ちに待った奈良さんの話だが、ジイサン達の話が長かったせか?ザックリとした話しかできなかったみたい(^_^;)土地改良発祥の地として、暗渠排水を推進してること、煉瓦土管を用いているので、地場産業(煉瓦工場、農家、加工、小売)に繋がること、暗渠排水は豪雨対応圃場でもあることを紹介。障害者支援企業であり、北海道酪農学園大学と縁があり、暗渠排水について話すこともあることなど。

最後に、質疑応答があったが、ジイサン達の回答がまた長くて、延びること延びることw また、どうにもこうにも話がまとめられなかったですね〜(´Д` )田口先生、お疲れ様でした。

具体的にできることとして、効率よく仕事して、早く帰って、子育てして、ゆくゆくは介護もして、もう一つぐらい仕事できれば良いな〜( ̄▽ ̄)って感じ。子育て介護仕事絡めて、ゆる〜くまちづくりできれば良いな〜( ̄▽ ̄)って感じ。

この記事を書いた人

ManaminMAMAN
2014/12、埼玉からUターンして来たばかりです。
かの震災以降、暮らし難くなって来た関東から、4月から小学生のちびっ子を連れて、北の大地へ戻って来ました。母子家庭の二人きり暮らしを楽しく送れるよう、新参者で土地勘がないからこそ、大麻を、江別を、北海道を満喫する様子を書いていきたいです。
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